HOME > アンチエイジングに有効な成分 > ポリフェノールでアンチエイジング

ポリフェノールでアンチエイジング

ポリフェノールは、抗酸化作用が強いことから、アンチエイジングに有効な成分として知られています。そもそも、健康や若返りに有効な成分が豊富に含まれているとして赤ワインがブームになった時に一気に有名になったポリフェノールですが、その健康成分こそがポリフェノールです。ワインを多く飲むフランス人に動脈硬化などが特に少ないことが、注目されるきっかけになりました。そもそも、ポリフェノールとは植物に含まれている苦みのもととなる成分や、色素などを広く含めて指す言葉で、その種類は実に数百種類にも及びます。赤ワインに含まれているのは、その中でもアントシアニンと呼ばれるポリフェノールで、ブルーベリーや紫いもなどにも多く含まれる成分です。
ポリフェノールには、その他にもたくさんの種類がありますが、その多くに抗酸化作用があるため、必ずしも赤ワインにこだわることはありません。緑茶に含まれるカテキンは、抗酸化作用に加えて抗菌作用なども持つ優れた成分ですし、チョコレートやココアに豊富なカカオマスポリフェノールには、疲労回復やストレス解消などの効果があることがわかっています。そのほか、大豆や豆腐などから摂ることのできる大豆イソフラボンは、女性ホルモンの分泌を調整したり、冷え症を和らげる効果があることから、女性に特に人気のある成分です。
このように、ポリフェノールと一口に言っても色々な種類があって、それぞれ抗酸化作用だけでなく、独自の健康効果があるのが特徴です。ただし、ポリフェノールを含むのは植物に限られるので、野菜や果物などをたっぷり摂ることが大切になります。最近では、ポリフェノールを抽出する技術も進歩したので、サプリメントなどに利用されることも多くなりました。ポリフェノールは多くの食品に含まれているので比較的摂りやすい成分ではあるのですが、含有量がとても少ないので十分な量を摂るのは意外と難しいのです。また、赤ワインやチョコレートなどを大量に食べすぎるのは、アルコールやカロリーの過剰摂取にもつながる心配があります。特にしっかり摂りたいポリフェノールがあるのならば、サプリメントなどを利用して毎日摂るようにするのがよいでしょう。

ページのトップへ戻る
""