アンチエイジングに効く食べ物
毎日の食事の内容を見直すことは、アンチエイジングの第一歩です。バランスよく栄養を摂ることで、健康維持にもつながりますし、アンチエイジングのためには、活性酸素を除去する抗酸化作用を持った食品をしっかり食べることが大切。まずは、どんな食品に抗酸化作用が含まれているのかを理解して、毎日の食事に取り入れるようにしましょう。
抗酸化作用がある成分というのは実はたくさんあります。ビタミン類のほか、亜鉛やセレン、アントシアニン、リコピン、カテキン、アスタキサンチン、クエン酸、ＤＨＡなどが代表的なものでしょうか。中でも、ビタミンＥは抗酸化作用が非常に高いことで知られていますが、このビタミンＥを多く含む食品としてはアーモンドなどがあげられます。身近ではありますが、アーモンドを大量に食べるというのはカロリーも気になりますしちょっと難しいですよね。ですから、実際にはいくつもの食品を組み合わせて食べることになりますが、そんな時にできるだけ抗酸化作用の高い食品をチョイスするようにするといいでしょう。
例えば、トマトにはリコピンが大量に含まれていますし、鮭の赤い色素はアスタキサンチンによるものです。これらの食品も毎日の食卓にはおなじみのものですよね。また、ＤＨＡやＥＰＡというのは青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸ですが、これらの成分は活性酸素を除去するだけでなく、血液をサラサラにする効果があるので、健康の面でも非常に良いとされる食品です。また、緑黄色野菜にも抗酸化作用の高いものが多いので、ぜひ毎日食べるようにしたいものです。ゴマのようにいろいろな料理に取り入れやすい食品で、抗酸化作用を高めるのもいいですね。
実際に抗酸化作用に優れた食品を探してみて驚くのは、その種類が非常に多岐にわたっていることです。肉や魚、乳製品、緑黄色野菜、柑橘類など、さまざまなものに抗酸化作用があることが認められているので、注意して食べても食品が偏ることはまずありません。逆に、バランスよくいろいろなものを食べたほうが、効率よくこれらの食品を取ることができるのです。抗酸化作用の高い食品を覚えておいて、毎日の食事に少しずつでも取り入れていくことで、自然にアンチエイジングが習慣になるといいですね。